トプカプ宮殿
2017年12月26日 10時21分
トプカプ宮殿
「トプカプ宮殿(Topkapı Palace)」は、オスマン帝国繁栄の象徴ともいわれる宮殿です。
15世紀中頃~19世紀中頃まで約400年にも渡り、オスマン帝国の繁栄期を支えてきました。
現在のトプカプ宮殿は博物館として一般に公開されており、
イスタンブール屈指の観光名所として人気があります。
広い敷地に入ると木や花が植えられた4つの庭園があり、美しい自然を眺めながら
ゆっくり散歩を楽しむこともできます。
博物館にある宝物館には有名な”トプカピの短剣”が展示されています。
エメラルドが装飾されている豪華な短剣は、オスマン帝国で長きにわたり受け継がれてきた財宝です。
このほか、美しい青のタイルが装飾されたハレムや、宮殿の離れにあるバーダッド・キョシュキュという
華やかな建物からは金角湾の綺麗な景色が一望できます。
広大な敷地の中に見どころがたくさんあるトプカプ宮殿は、入場待ちや移動に時間がかかるため、
時間に余裕を持って見学するのがおすすめです。
《ビジネスアワー》
開館時間は9:00-17:00(最終入場16:00)、ハレムの開館時間は9:00-16:00(最終入場15:30)です。
休館日は火曜日です。
《アクセス方法》
路面電車のトラムT1線に乗り「スルタンアフメット駅(Sultanahmed)」で降ります。
駅からトプカプ宮殿へは徒歩8分ほどです。
バシリカ・シスタン(地下宮殿)
「バシリカ・シスタン(Basilica Cistern)」は、イスタンブールの”地下宮殿”であり
東ローマ帝国時代の貯水槽として作られました。
この時代の貯水槽としては最大で、長さ142m×幅70mの空間に高さ8mの大理石柱が336本立ち並んでいます。
大理石柱が12列に28本ずつ備えられ、ライトアップされた地下宮殿はとても幻想的な光景が広がっています。
バシリカ・シスタンの柱をじっくり見ていくと一本だけ涙模様がある柱があり、
願い事が叶うパワースポットといわれています。
また、柱の土台部分にはギリシャ神話に登場する怪物、メデューサの頭が設置されていることも
見どころの一つです。
《ビジネスアワー》
開館時間は9:00-18:30(最終入場18:00)です。休館日はありません。
《アクセス方法》
路面電車のトラムT1線に乗り「スルタンアフメット駅(Sultanahmed)」で降ります。
駅からバシリカ・シスタンへは徒歩3分ほどです。